VARの波紋!?

2019年1月25日 0 投稿者: guzzan

2019年1月24日(木)
アジアカップ2019 決勝トーナメント(ベスト8)

日本代表 1(0-0)0 ベトナム代表
(1-0)

<得点> 堂安

【戦評】
「VAR(ビデオアシスタントレフェリー)に始まり、VARに終わる」そんな感じの批評が世間で渦巻く試合になりました。2つの判定場面をビデオで見る限り、どちらの判定も「正しい」と思えるもの(個人的にはそう思う)なので、今回のVAR騒動が原因で「VAR導入は悪」という考えは沸いてはきません。テニスやバレーボールではVARと同様のシステム(厳密には微妙に違いますが)が既に導入されているし、人間の目で判断がつかない場面をスロー映像やコンピューターの力を借りるということは決して悪いことではないと思います。ただ、テニスやバレーボールの映像判定は、微妙な場面が出た時に「どちらのポイントか?」ということを判定してから次のプレーに移ってゆきますが、サッカーのVARは、プレー続行中に「ちょっと前の場面に巻き戻して再判定する」というようなことがあるので、そんな時に特に違和感を覚えるんでしょうね。今回のVAR騒動は日本にとっても相手のベトナムにとっても損がひとつ、得がひとつの「プラマイゼロ」と言えるのではないでしょうか。

VARのことはそれくらいにして、肝心の試合内容ですが、先日のサウジアラビア戦と比べるとやはり相手の実力の差もあって、全体的には日本が支配する傾向で試合が進みました。1-0という僅差の試合ではありましたが、サウジ戦の時ほどのヒヤヒヤ感はあまり感じませんでした。それでも、ベトナムがひと昔前と比べると格段に強くなっていたのは確かで、今後、東南アジア勢がW杯予選でも侮れない存在になってくるでしょう。
日本の各選手の出来栄えに目を移すと、チーム内で今一番気になるのはFWの北川選手です。ベトナム戦も1トップで起用されましたが、もうひとつパッとしません。元来、大迫選手のようなタイプではありませんから、同じシステムで大迫のポジションに入れて周りの選手が同じ感覚でプレーをしたらフィットしにくいと思います。今の4-2-3-1というシステムでは、やはり大迫みたいな選手がトップに入った時が一番効果的のようです。北川選手のことは最近の数試合しか見ていませんが、スキルフルで非常にうまいとは思うので、例えば大迫や武藤との併用で使えば活きてくるのではないかと思います。

準決勝の相手は予想通りイランに決まりました。盤石の強さで勝ち上がってきています。一番の山場と考えていいでしょう。サウジ戦のようなハードワークを再現することが必要です。アジアカップ最大の山場を乗り切ることを祈って応援しましょう!