3バックシステムは期待外れ

2019年6月6日 0 投稿者: guzzan

日本代表 0-0 トリニダード・トバゴ代表

 試合前から一番注目されていたのは、18歳になったばかりの久保建英が出場するのか、得点を決めることができるのか、という点だったが、結局久保はベンチにも入らなかったため、途中出場も無しという少し残念な状況になった。そして、それ以上に残念だったのは、初めて試した3バックシステムがよく機能していたと言える結果が残せなかったことではないか?

緊迫感のない前半

 前半からほぼ日本がボールを支配し、相手は引いて守ってカウンター狙いという、いつもアジア予選で見られる光景だった。圧倒的に支配しているので、守備の面で機能しているかどうかの判断がつきにくい。ピンチらしいピンチと言えば直接フリーキックをダニエルがパンチングでクリアした時くらいだった。では攻撃面はどうか?残念ながら、攻撃は機能していないと言えそうである。いつものような厚みのある攻撃、流れるような連携はその片鱗すら見られず、サイドからクロスを入れてはクリアされるという場面が続いた。

機能しないシステム

 後半もその流れは変わらない。ペナルティエリア付近で詰まってしまう。結局また再度に開いてクロス、または無理に中央へ運んでDFに引っかかる。大迫の後ろのMFが3枚ではなく、堂安と中島の2シャドーになったというだけで、こんなにも違うものなのか?と思ってしまう。南野が入り、サイドに原口が入ったことで多少ゴールの雰囲気が漂いだしたが、あと1歩のところでゴールを割れず、0-0の引き分けで終わってしまった。今まで見てきた堂安+南野+中島のMF三銃士の迫力ある攻撃を期待していただけに、ちょっと残念だった。3バックを使った時は今後もこんな試合になるのかと思うと心配になってくる。守備面で言うと、ダブルボランチの後ろがいつもの4枚DFではなく3枚なので、カウンターでサイドのスペースを突かれた時は3枚のDFが全体的に片側にスライドし、それで空いた逆サイドのスペースはウィングバックの選手が下がって埋めるということが出来れば問題ないと思うので、やはり3バックの時の攻撃面の方が気にかかる。

久保は使わないのか?

 後から言っても言っても仕方ないが、久保がいたらどうだっただろう?と思う人は多いのではないだろうか?試合後、久保を外した理由に関する森保監督のコメントを耳にしたが、その内容はともかく、ベンチにも入れないのなら現在ポーランドで行われている「U-20W杯」に行った方が良かったのではないかと思ってしまう。次戦も久保は入れないみたいな記事も読んだが、試合前からそんな情報が洩れたら、観客の興味も半減する。次戦、久保のベンチ入り、出場は本当にないのだろうか?