東京五輪終了後の新国立競技場

2019年7月17日 0 投稿者: guzzan

先日、東京五輪が終わった後の新国立競技場の改修についての記事が出ていた。それによると、もともとは陸上トラックの上に観客席を追加し、トラックのない「球技専用」のスタジアムにするという計画だったが、その計画を中止し、陸上トラックをそのまま残すことになったらしい。球技専用にするとサッカーやラグビーの大きな大会にしか使えないが、それでは巨大な維持費を賄えず、トラックを残してコンサートなどもに使えるようにした方が費用面で助かる(球技専用にするとコンサートの会場設営で芝生が傷むため!?)ということがあるらしい。そんなことが今さら議論されているということに疑問を感じるが、仮に球技専用にするにしても、陸上トラックの上に単にスタンドを増設するだけでは、観客にとっては決して見やすいとは言えないようにも思う。確かに増設した最前列はピッチに近くなるが、トラック周辺のスタンドの高さをかなり嵩上げしておかないと、増設部分の座席の高低差が少なくなってしまう。タッチライン際はまだしも、ゴール裏はピッチからスタンドまでが遠いので観にくい席が増えるだけのようにも思う。ガンバが以前ホームにしていた万博競技場もトラックはあったが、スタンドの勾配があったせいか、結構見易かった(それでもゴール裏にスタンド増設は難しい!?)。新国立競技場のスタンド勾配がどれくらいなのかわからないが、そういうこと(増設部分のスタンド勾配)も考慮されていた設計になっていたのだろうか?まあ、しかし、仮に考慮されていたとしても、一番の理由が維持費のこととなると、やっぱり何で今さら?と思ってしまう。8万人を超える巨大なスタジアムの維持費が大きくなるのは当たり前で、誰もそれを見越して将来の運用を考えておかなかったの?と言いたくなる。日本にもやっと7~8万人規模の球技専用スタジアムが誕生するのを楽しみにしていただけにこのショックはやや大きい。