晩秋、落ち込む日本サッカー

2019年11月24日 0 投稿者: guzzan

W杯二次予選の前半が終了。内容はともかく、4連勝で折り返せたことはいいことであった。これで二次予選はほぼ突破できるであろう見込みが立った。3月から再スタートする後半戦は4試合のうち3試合がホーム、1つのアウェイも相手はモンゴルということを考えると躓くとも思えないし、こんなところで躓いてもらっては困る。ところが...11月の後半に入って、どうも日本のサッカーが良くない。久保や堂安が入って大いに期待されたU22代表は同じU22のコロンビア代表に完敗、続いてA代表はベネズエラ代表にこれまた完敗、そして浦和レッズはACL決勝でアルヒラルに完敗。この3つの敗戦、どれも全くいいところなく、好き放題やられている。二次予選4連勝なんて吹き飛んでしまうほど先が心配になる負け方である。1対1の競り合いでほとんど勝てず、ルーズボールも拾われ、スピードで置いて行かれ...ラッキーな得点やPKさえも期待できない、見ていてこんな絶望感が漂う試合は久しぶりに見た。しかも3試合も...
来月、東アジア選手権が行われ、A代表は2019年の活動が終わる(U22は年末にもう1試合あるようだが)。この惨状を考えると代表メンバーも大幅に入れ替えてみる必要もあるのではないかと思う。メンバーを変えたらすぐに好転するほど単純な話ではないけれど、今のこの状態ではある種のショック療法みたいなものに期待を寄せてしまう。来年の五輪のことも考えると、東アジア選手権にはU22のメンバーも入れてみたらどうかと思うのだが、森保監督はどういう考えで選手選考をするのだろうか?Aマッチデーでないのなら国内組が中心になるのだろうけれど、ここ最近好調な古橋(神戸)、宇佐美(G大阪)、仲川(横浜M)なんかも使ってみたらどうかと思うし、U22から橋岡(浦和)や上田(鹿島)、大迫(広島)なんかも入れてみたらどうかと個人的には思う。韓国で行われるので、当然一番の強敵は韓国だが、今の状況を見ると中国や香港との試合も全く予断を許さない。ここ3試合続いている悪い流れを何とか断ち切るフレッシュな試合を12月にはしてほしい。