ぼっちキャンプ in 越前(福井県)
今年も残すところもうあと6時間ほどになりました。今年もいろいろなことがありましたが、そのひとつが春から始めた「ぼっちキャンプ」です。夜中に強い風に見舞われた5月のキャンプ(1日目、2日目)、猛暑の中の夏のキャンプ(1日目、2日目)に続いて秋には福井県越前市にあるオートキャンプ場「みどりと自然の村・太陽広場」に行ってきました。今年のぼっちキャンプの締めくくりとなった越前での1泊2日を少し遅くなりましたがレポートします。
秋も深まり、間もなくやってくるであろう冬の前に「ぼっちキャンプ」を決行。7月末の猛暑の中で実行したキャンプは、あまりの暑さに2日目は朝8時頃に早々と撤退する羽目になったのですが、今回の秋の「ぼっちキャンプ」はどうだったのか...今回、当初は越前海岸のすぐ近くにあるガラガラ山キャンプ場に行こうかと思っていたのですが、ネットでいろいろ調べ、「みどりと自然の村」という越前市(福井県)のキャンプ場に電話してみたところ、なかなか気楽な?キャンプ場のようで(こう言うと失礼なのかもしれませんが)、電話応対も親切で料金も安く、お客さんでごった返している気配もないので即決でここをターゲットにすることにしました。当日、荷物でギュウギュウ詰めになった車で早朝に自宅を出発。彦根ICから名神高速乗り、北陸自動車道・鯖江ICで降ります。鯖江で食料などを調達し、越前町に向かうというスケジュールです。芝生広場があるとのことでサッカーボールも積んでおきます、念のため...
リニューアル工事中の北陸自動車道を走り抜け、当日と翌日の食料を確保するために鯖江インターで降り、アルプラザ鯖江に立ち寄ります。アルプラザは滋賀県をメインに展開するスーパーで、ここ福井県にも多数進出しています。滋賀県人なら多くの人が持っているHOPカードがここ鯖江でも使えるので、買い物も楽チンです。私も当然!?持っています。アルプラザは普段から地元の日野町でも利用しているのでやっぱり落ち着きます(^o^)。

買い物を済ませて越前町に入りました。ちょうどお昼となり、おにぎり2つをコンビニの駐車場で車内昼食、キャンプ場はもうすぐそこ、ここは越前町江波というところです。駐車場から周囲を眺めていると小高い丘の上に何やらモダンな建物が見えます。地図で確認すると「宮崎小学校」とあります。これは小学校なのか... なかなかオシャレなデザインに見えます。ところで、宮崎小学校という名前、昔何となく聞いたような覚えがあります(近くには宮崎中学校もありました)...はて? (?_?)
昼食を済ませ、少し時間もあったので近くにあった越前陶芸公園なる所に立ち寄りました。人も少なく落ち着いた感じの公園でした。午後1時、そろそろお目当てのキャンプ場に向かう時間となり、再び車を走らせます。すると、山に囲まれた寂しい道に「村田製作所」の看板を発見。かく言う私も現役サラリーマン時代は同じ半導体業界の会社に勤めていて、親しい友人も勤めていた村田製作所の情報はいろいろと聞いてはおりました。それにしても「えーっ、こんな山奥に村田製作所の工場がある!?」…少し驚き、あまり意味もなく看板の写真をとりあえず1枚パチリ (^^)。
そして、やっとキャンプ場「みどりと自然の村」に到着。第一印象…広い!しかもほぼ全面が芝生、これは私好みの場所です。オートキャンプ場のこの日のお客さんは私ひとり、他には誰もいません。少し離れたところでテントを張っている人が一人はいますが、オートキャンプ場は私だけで事実上の独り占め状態です。管理事務所のおばちゃんもとても親切で、水場の一番近くの区画を使わせてもらうことになりました。広々とした芝生が美しく、人の姿がほとんど無いので解放感でいっぱい、しかも料金が安く、メッチャ気にりました。風がちょっと強かったので、テントを張るのに苦労しましたが、とりあえずテント張りは無事完了し、一息ついてコーヒータイムとなりました。
夕刻、風が少し止んできたので、焚火をスタート、それに合わせて少し早い夕食をとることにしました。今夜のメインは鍋焼きうどん(なんと質素なことか!?)。もうちょっと手の込んだ料理とおいしいご飯があれば最高なのですが、まあそんな贅沢は言いません。寒々とした広い芝生のキャンプ場での夕食は焚火が揺らぐ横で暖をとりながらのひと時となりました。夕食を済ませたのは午後7時、夕食後は普段ならTVを見たり、パソコンでインターネットの閲覧をしたりとなるのですが、ここにはTVはなく、ネットサーフィンをするにもWifiがないので、ネットを見るのもやや控え目な状態です。読書もするつもりで単行本を数冊持参しましたが、ランタンだけではテント内は暗く、読書も長続きしません。もう寝るしかないか…9時ころにはシュラフに潜り込みます。少し寒いけど毛布もないので厚着で対処。それでも時間が経つにつれ寒さが増し、すんなりとは熟睡に到達しません。追い打ちをかけるようにテントの外では怪しげな獣の鳴き声と足音が聞こえてきます。「まさか、熊か?!」 寒さで体を丸めながら不気味な声と音で寝返りの連続となり、なかなか寝付けない夜となりました。無事に朝を迎えることだけを一人テントの中で祈っていました。
翌朝、夜が明けきらないうちに目が覚めます。シュラフの中でうつろうつろすること1時間、ようやく起き上がり、外を少しだけ散歩。とりあえず熊に襲われることはなかったので一安心。朝食をとる時間、昨日買っておいたプチトマト、バナナ、即席麵で簡単に済ませ、コーヒーで一服した後、少しずつ片付けを始めます。幸いにも両日とも雨も降らず、好天に恵まれました。次回はどこに行こうかと考えるところですが、このキャンプ場は広々として人も少なく、地面も前面芝生という私好みの条件が揃っていたので、帰る際に事務所のおばちゃん(メッチャ親切なおばちゃんでした)に次回の予約(3月末あたり)の相談をしたところ、快くOKしていただき、3月24日(火)~26日(木)に水場のすぐ横の同じ場所(オートサイトの1番区画)で仮予約をさせていただきました。仕事や天候の具合(もう雪は消えているでしょうか...?)でどうなるか分からないけれど、決行できるか延期かは1週間くらい前には決めないといけません。今年は5月2日と3日に行われる日野祭りで大役を仰せつかっているので、3月後半を逃すと4月は無理なので次は5月後半か6月前半くらいが候補になるのかなあ、6月はサッカーのワールドカップもあるし、どうしようかなあ... まあ、今から天気の心配しても仕方ない、3月に行けることを祈りましょう。それより最近よくニュースに出てくる「熊」の出没情報ですが、キャンプ場でこの日に聞いた話では「熊の情報は無い」とのこと。何とかこのまま熊は現れませんように... とお祈りして帰ることにしました。帰りは来た道を通らず、越前海岸に出て日本海を横目で見ながらのドライブとなりました。以上、「ぼっちキャンプ越前の巻」の報告でした。また3月の予定が決まったら直前情報のレポートを入れたいと思います。大雪になりませんように m(_ _)m















